Y o z o T a k a d a
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Modeling Sound Project
No. 1 AIR 2012 Variable Size Mixed Media |
第1章 AIR 空気でみたされた空間に於いて空気というものは無数の元素でなりたっています。 それらの元素があってはじめて音を知覚できるのです。 視覚では捉えにくい音もまた空気振動である。 このことから Modeling Sound Project 第1章 AIR は 音そのものを使って空間表現するのではなく、空気そのものを立体として捉える試みである。 ここでは煙と光とその場にある空気の対流をつかって空気の“カタチ”を捉える作品です。 展示空間にスモークマシンの煙を炊き、そこに光を投影する。 空気中を漂う煙は無数に光の投影面をつくりだし、空間の中に“マッス”をつくりだす。 その“マッス”はその場その場にある空間のもつ組成物質、温度、風によりユニークな動きで 絶えず変化をしながら立体をつくりだしていきます。空気と光がつくりだす彫刻。 |
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